ZapparとはイギリスのZappar Limitedが提供している無償のARブラウザです。
ARブラウザとは、webブラウザとサイトとの関係と同じように、世界中の制作者が公開したARコンテンツを1つのアプリ(ブラウザ)で実行するというもので、ARコンテンツ毎にアプリをインストールする必要がないのが特徴です。
これを利用するため、まずはスマホやタブレットにZapparをインストールしましょう。iPadやiPhone,iPod touchを利用している方はApp Storeで、Androidを使用している方はGoogle Playでzapparと検索すれば見つけることができます。
インストールが完了したら早速、Zapparを起動しましょう。すると、下の図のようにscanningと書かれた画面が表示されます。
続けて、以下のマーク(zapcode)にスマホ・タブレットをかざしてみましょう。問題なく認識が行われると画面中央にunlockingと表示され、クラウド上に保存されたARコンテンツのダウンロードと読み込みが始まります。
読み込みが終わったら下の画像を撮影してみましょう。すると画像上に[Photo], [Album], [Video]と書かれたボタンが表示され、それぞれをタップすると表示されるものが切り替わるといったコンテンツが実行されます。
実際の動作の様子は以下の通りです。ちなみにZapparではコンテンツ作成支援ツールが用意されていて、これくらいのものであればドラッグ&ドロップなどのマウス操作だけですぐ作れてしまいます。
Zapparのまとめ
・ARブラウザなのでこのアプリ1つで様々なコンテンツを体験できる
・コンテンツはクラウド上に保管されている。
・独自のマーク(zapcode)に埋め込まれた情報を読んでコンテンツをダウンロード
今回はここまでです。次回からはZapparのアカウント登録やコンテンツ作成のための手順について紹介します。
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