1.はじめに
これまでの記事ではC#のFormアプリケーション開発するためのSDKの導入、Kinectの起動、カラー画像の表示、Depth画像の表示についてそれぞれ解説しました。(過去記事はこのページの最後にリンクがあります。)
これらのチュートリアルを組み合わせることで同一ウインドウ内にカラー画像とDepth画像を並べて表示するということも可能になります。ただし、それぞれの画像は異なるカメラによって撮影されているため位置や画素数、画角など様々なパラメータが異り、奥行きと色を対応付けるには座標変換(位置合わせ)が必要になります。
そこで今回はSDKが提供するTransformationを利用した各画像の位置合わせについて紹介します。なお、本記事で使用するプログラムは下記の記事①の内容の続きとなります。